協力:あおば社労士事務所、三条市労務管理協会

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診断書を具体的に書いてもらう為の医師との接し方。

質問

障害年金の診断書をできるだけ具体的に書いてもらいたいのですが、

医師とどんなふうに接していけばいいですか?

 

答え

まずは、今現在困っていること(病状だけではなく、具体的に日常生活のどんな場面が大変なのか)、

今後自立して生活する上で困るであろうこと等を意識的に医師に伝えるようにしてください。

 

相談者様のご家族の中には、日常生活で困っていることを伺うと、

「〇〇ができないけれど、△△の状況であればできる」

「××してあげれば大丈夫」

「その代りに××ができる」

という回答をされる方が非常にたくさんいらっしゃいます。そのお答えを聞いていると

「完璧でなくても何とかなっている」、「特に困っていないのかな」というように見える方もいらっしゃいます。

障害年金は、障害によって日常生活や就労に支障が生じ、困っている方、所得面での助けを必要としている方の為の年金です。

「どんな障害があって、どんなことができなくて困っているのか」

医師に伝える以前に、ご自身やご家族の中で、さらに第三者の目でもう一度障害を整理しておくことが必要だと思います。

ご自分では病状を伝えられているか不安な場合は、ご家族の方が診察に付き添ってあげてください。

また、診察時間が短くて伝えきれない、という場合には、困っていることをメモにまとめて診察時間にお渡しするのもよいと思います。話すことが苦手でも、事前に書いておけば慌てずに済みます。

よく相談者の方々から、お勧めの病院、お勧めの医師を教えてほしいと言われます。

相性や通院のしやすさなどもありますが、優秀な医師と出会うことはとても大切なことです。

優秀な医師とは、患者の病気から、患者の日常生活、社会的な状況までかなり正確に理解できる人のこと。

できる限り「病気は診るけど、患者は見ない」ような医者とは近づかない事をお勧めします。

 

正しい内容の診断書を書いてもらうためには? のコラムはこちら

当事務所では過去に障害年金申請の際に実際に対応していただいた病院を点数化しています→あおログ

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