新潟大学医歯学総合病院

総合評価：

4.0 (56件)

評価コメント

■新潟県中央区学校町、白山神社の斜め前にある新潟県内でも大きな大学病院。

■大きな総合病院である為、診断書の完成度、仕上がり、スピードについては、担当医師によってバラツキがある。総じて1カ月以内での対応となっている。

■かなり前の（10年以上前）の古いカルテまで残っている。ある案件では、40年前の初診日証明を探し出すことができた。障害者権利を阻害されない環境がある。

■障害年金に対する法令、認定基準に対する理解度も各ドクターによってバラバラ。基本的に診察業務が過酷で医師は過重労働気味と感じる。以前は特に、若い医師は余裕がなく、「診断書」を嫌がる傾向があった。（当センターが診断書で関与した医師29名に関してのみ）現在はどの医師も依頼を友好的に受け入れてくださる。

■当センターがご提供する「患者様の日常生活状態について」を、最近は確認していただける。相違、不整合ある場合は本人またはご家族、病院スタッフに再確認していただける。

■診断書のサイズがA4判であり、非常に見にくい。PC打ちで見やすい反面、文字が小さいことがネック。また印刷ズレなどで内容が切れているなどのケースがある点は低評価。審査を困難にすることなどを考えるとA3出力とすべき。

■医師数が多いので、優秀な医師と、そうでない医師（ごく一部）が混在している。（多くの医師は、多忙ではあるが普通の人である）いわゆる権威的、威圧的、非常識な医師は数名程度いるのみ。

■ケースワーカーは、時間的余裕がなく、障害年金に関する相談などは断られることがある。

■患者アンケートでは「医師もスタッフさんも、よく話を聞いてくれる。物腰がやわらかく話しやすい」と高評価。「大学病院なので仕方ないが担当医師がすぐ交代になってしまう」「駐車場がすぐ満杯になる」、「待ち時間が長い」は低評価。

■診断書の作成依頼、完成した診断書などがどこかでストップしているケースが複数回あった。多くは医師か医師秘書のところで止まっているのでこまめに納期確認が必要な点は低評価。

■2010年当時は、カルテ開示、診断書作成依頼なども煩雑な手続きを強いられいた。医師が主観で作成する法令不整合な低品質な診断書が散見されていた。2023年以降は、ほとんどの医師が法令に沿った診断書を適切な期間で作成してくださる。この10数年で改善、成長されている医療機関であると感じる。

病院名: 新潟大学医歯学総合病院
住所: 新潟市中央区旭町通１番町 754
電話番号: 025-223-6161
①対応と連携: 3.89
ドクターによって診断書の品質と対応は異なる。近年（2023年以降）は概ね良好。
②書類の早さ: 2.33
申請期限などについて配慮ある点は高評価。一部のドクターは、一箇月以上かかる場合などもある。
③障害年金の知識: 4.51
以前は門前払いのような対応が散見されたが、近年（2023年以降）は真摯な対応がほとんどである。
④診断書の完成度: 4.71
ほとんどの医師は、障害年金は法令基準での記載を求められている点を理解されている。真摯な態度で再確認していただける。
⑤患者様との整合性: 4.57
診断書について、抜け、漏れ、法令スケールズレ、不整合などについては、真摯に再診察、再確認を実施していただける。

各評価基準（クリックで表示）▼

①窓口、CW、Dr.の対応と連携

（最高で5点評価）　※1点毎の加点方式

項目	手段	具体例
一般的なビジネスマナーができているか ※各例を全て満たして得点	電話	・３コール以内に出たか・電話保留時間（１分以内）・言葉づかい、音声、対応
一般的なビジネスマナーができているか ※各例を全て満たして得点	郵送	・宛先が「御中」や「様」に直っているか・封筒に差出先の記載があるか・料金不足はないか、送付状（表書き）はあるか
Ｄrとの連携ができているか	電話郵送	・窓口対応者が、依頼事項に対して、期日までにきちんとした回答ができる
納期を守ってもらえるか	電話郵送	・納期までに医証作成してもらえた
調整力があるか	電話郵送	・指定した期日よりも早く作成してもらえた
誠実な対応がしてもらえるか	電話郵送	・電話（又は文書）依頼に対して、きちんと電話（又は文書）対応してもらえた
その他	電話郵送	・プラスアルファな対応をしてくれた

②診断書の完成までの早さ【初回時】

※書類が先方に到着した日（又は作成依頼日）から、完成書類がセンターに到着するまで

1週間以内	5点
2週間以内	4点
3週間以内	3点
4週間以内	2点
5週間以内	1点
それ以上	0点

③Dr.の障害年金に対する適切な対応

※診断書の初回出来上がり内容及び、補正への対応について

初回で完璧な出来上がりだった（補正必要なし）

5点

～以下、補正を必要とした場合の評価～

文書で再依頼後に誠実に対応して頂けた	4点
文書で再々依頼（又はそれ以上）後に誠実に対応して頂けた	3点
電話説明後に誠実に対応して頂けた	2点
社労士が直接説明等を行った後に誠実に対応して頂けた	1点
誠実な対応をして頂けなかった（合理的な説明や文書回答をして頂けなかった）	0点

④診断書の完成度【初回時】

※1点毎の減点方式

・補正依頼について、正当な理由なく対応しない
・鉛筆やフリクションペンでの記入
・シャチハタ印の使用
・斜線漏れ
・記入漏れ（現症日、ICDコードの漏れ、等）

⑤診断書の内容と患者の障害状態の整合性【最終版】

※日常不便の情報と出来上がった診断書の誤差

・補正を必要としなかった→【初回時】のみ記入、【初回時】の評価点を記入
・補正を必要とした→【初回時】【最終版】ともに記入、【最終版】の評価点を記入

初回時		最終版
5点：差異0 4点：1～3個 3点：4～6個 2点：7～9個 1点：10～12個０点：それ以上		5点：差異0 4点：1～3個 3点：4～6個 2点：7～9個 1点：10～12個０点：それ以上

眼	診断書⑪日常生活能力・労働能力
聴・鼻・平・咀等	診断書（３）（４）（５）及び⑪日常生活能力・労働能力
肢体	診断書⑱日常生活動作
精神	診断書⑩ウー日常生活状況
呼吸器	診断書⑩３一般状態、５活動能力、８その他、⑮日常生活能力・労働能力
循環器	診断書⑪２一般状態、⑬欄日常生活能力・労働能力
腎・肝・糖尿病	診断書⑪一般状態、⑫４その他、⑭５その他、⑯日常生活能力・労働能力
血液・その他	診断書⑫一般状態、⑬６その他、⑮（１）自覚症状、⑯日常生活能力・労働能力

差異０	5点
１～３個	4点
４～６個	3点
７～９個	2点
１０～１２個	1点
13個以上	0点